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2016年6月13日月曜日

返戻・査定事例

4月改定後の査定・返戻が届き始めている頃と思います。

今回医科では大きな改定はありませんでしたが、
気になるものを幾つかご紹介致します。


① 【投薬】 ビーソフテンローション 成人1月200g まで

 1月400g 処方していた医療機関での査定事例です。
 成人は 200g まで
 幼児(6歳)以下は 100g まで

 但し幼児の場合でも身体が大きな子供の場合、
 体重や体型を記載すれば100g 以上でも処方可能な場合有。

 先発品であるヒルドイドローションも同様に注意が必要になりそうです。


② 【検査】 鼻腔・咽頭拭い液採取料 5点 算定は1日1回まで

 改定内容発表後は、算定回数の制限が記載されておらず、
 各院 同日複数回の算定が可能なのか?
 解釈が問われた点数ですが、
 4月25日に突然追加で疑義解釈が発表され、
 算定は1日1回まで と判明しました。

 査定の多い事例です。


③ 【投薬】 湿布の処方 院内処方はレセプトにコメント必須

 湿布の処方について、院内処方をしている医療機関で
 コメント漏れが多いようです。
 コメント記載内容は以下の通りです。ご注意ください。

 1処方70枚以下 1日投与量 または 〇日分
     71枚以上 1日投与量 または 〇日分 + 必要な理由


特に③については、支払基金→医師会経由で通達が来ています。

以上 ご注意ください。


㈱トヨムラ医療総合研究所


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