現在厚生労働省では「健康づくり支援薬局(仮称)※」の
議論が進められていますが、その具体的要件案が
昨日厚生労働省より示されました。
※ 健康づくり支援薬局とは?
①服薬を一元管理
②随時健康相談を受付
③必要があれば地域のかかりつけ医、専門機関に紹介する等
地域住民の健康支援拠点として特化させた薬局
最終要件はこれから固まることと思いますが、
現時点で挙がっている要件は以下の通りです。
・ かかりつけ薬剤師が常駐していること
(勤務表の掲示によりいついるか分かるよう明示する 等)
・ 開局時間外であっても24時間相談体制を整備していること
・ 在宅患者に対する服薬管理・指導実績があること
・ 一般用医薬品に対する助言や健康相談、
適切な専門職種や機関への紹介等に関する研修を受けていること
・ 薬局内にパーテーションで区切られた相談窓口を設置していること
・ 健康づくり支援薬局であること、またその相談内容について
薬局内外に掲示していること
・ 週45時間以上開局しているとともに、
原則午前8時から午後7時の間に8時間以上開局していること
現在医科で基準となっている24時間体制の加算では、
1医療機関で対応出来る場合と、輪番で対応している場合と
基準に応じて加算の区分が異なっているので、
調剤においても、同様の区分が出来る可能性はあると思われます。
また、地域の包括支援センターや介護機関との連携は
(連携先を明記 等)必須となってくるでしょう。
要件を満たすには、ハード・ソフト両面での整備が必要となりそうです。
㈱トヨムラ医療総合研究所
http://www.medical-japan.com/
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